ワキガの手術料金は実際どれくらい?

ワキガだと自覚したら治す為のケアを開始すると思います。制汗剤などを使ったケアを実践する人が大半だと思いますが、ワキガの症状が重度という場合は病院での手術を検討することもあるでしょう。ではワキガ治療のための手術はどんな方法なのか?またどれくらいの料金が必用なのかを解説していきます。

ワキガの手術は大きく分けて二種類

ワキガの手術は何らかの方法でワキガの原因となる汗が出るアポクリン汗腺を除去します。脇部分を大きく切除する直視下手術法、そして切除範囲が少なく、傷痕がのこりにくい非直視下手術法の二種類があります。手術内容にはそれぞれ違いがありますので、手術の仕方や傷痕、費用などをよく見てから決めましょう。

直視下手術法

直視下手術法は多くの病院でワキガの手術法として行われている手術です。剪除法と言い、脇下を3~5cmほど切開してアポクリン線を除去していく方法です。

除去していくのは当然医師で、目でアポクリン汗腺を確認し、それを一つずつ取り除いていきます。切開する範囲が大きいことや一つずつ取り除いていく方法なので技術力が高いと評判の医師、またはこの手術法の経験が豊富な医師にお願いすることをおすすめします。

アポクリン汗腺を確実に除去することができるので、ワキガ改善の効果は他の手術法に比べてもとても高いと言えます。その分お値段も高く、30~50万円の費用が必要になります。

非直視下手術法

非直視下手術法には3つの手術法があります。

皮下組織削除法

ローラーとカミソリがついた専用の器具を使う手術法です。ワキの下を1cmほど切開し、その部分に器具を当てます。ローラーが皮膚を抑え、カミソリが皮膚組織を削ります。皮下組織と一緒に汗腺であるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を削り取っていく方法です。

費用は20~40万円必要になり、完治するまでに約一週間ほどかかります。切開する範囲が小さいので傷痕がのこりにくいと言われています。

ただ専用の器具を使っていく方法なので、高い技術力が求められます。こちらもこの方法での手術経験が豊富な医師におねがいすることをおすすめします。

皮下組織吸引法

脇の下に小さな穴をあけ、その部分に管を通し、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を吸引していく方法です。

傷痕が小さく済むというメリットがありますが、傷痕が小さい分すべての汗腺を取り除くことは難しい手術法です。吸引できなかった汗腺があればすぐにでもワキガの症状が再発しますし、取り除いていても根元に残って入ればまた再発します。再発の可能性が高い手術法です。

費用は約15万円程必要になります。

超音波吸引法

皮下組織吸引法と同じように脇下に小さな穴をあけ、管を通して超音波を発生させます。超音波が発生することによる熱でアポクリン汗腺やエクリン汗腺といった汗腺を破壊していく手術法です。

こちらもすべての汗腺を取り除けるかどうかがわからないというデメリットがあります。また汗腺を破壊するほどの熱なので、火傷を負うこともあるようです。

費用は約18~30万円必要になります。

手術内容を理解し、よく検討する

ここまで4つの手術法を紹介してきましたが、いかがでしょうか?ワキガに悩む人からすればすぐにでも受けてみたいと思えるかもしれませんが、費用や手術内容を見て本当に手術すべきなのか?と迷った方もいると思います。

ワキガの手術はどの手術も10万円以上の費用が必要になるので、高額な手術と言えます。保険などの関係で多少値段は前後しますが、それでも高い手術費用になることは間違いないでしょう。

また手術方法によっては傷痕がのこる可能性だって十分にありますし、ワキガが絶対に完治するとは言い切れない手術法もあります。そのためワキガ手術はメリットもある分、リスクも負う事となる手術なのです。

ある程度年齢を重ねていれば傷痕なんて気にしないという人も多いと思いますが、若い世代となるとやはり傷痕は気になる物。しかし傷痕を最小限に抑えるのなら再発する可能性の高い手術法を選択しなければならなくなります。

いずれも手術を担当する医師の技術力にかかっているといっても過言ではありません。ワキガの手術経験が多く、成功例が多いと評判の医師を調べてみましょう。医師の選択も非常に大事なので、妥協せずに探してくださいね。

信頼できると思える医師が見つかればまずはワキガ手術の内容について相談に行ってみましょう。その時に気になることなどを全て聞いておき、不安な点を解消してから手術の同意をしてください。費用が高いうえに精神的な負担にもなるワキガの手術です。リスクを負ったり再手術になることがないよう、後悔のない選択をしましょう。